サーバと通信を行うアプリを作っていると、サーバのAPIを呼んだ時に想定通りのデータが返ってくるか、チェックが必要になります。
しかし様々なデータを毎回アプリを通してチェックをしていたのでは、手間がかかってしまいます。
そこで今回は、そういったサーバから返ってきたデータのチェックに使えるツールである、Postmanを紹介します。
入手方法
公式サイトからダウンロードする方法とchromeのウェブストア版があります。
起動画面
これは公式サイトからダウンロードしてきたmac版です。
バージョンは6.4.4です。
テストに使うAPI
今回は次のようなAPIをサーバに用意しました。
これはPOST送信したデータをJSONに変換して送り返してくるAPIです。
public function sample(){ if($this->request->is('post')){ $ret = 'return message'; $ret = $this->request->data(); $this->viewBuilder()->className('Json'); $this->set(['result'=>$ret,'_serialize'=>['result']]); } }
データの送信
今回はPOST送信を試します。
まず、GETと表示されているボタンを押して表示される一覧からPOSTを選択します。
次に、チェックするAPIのURLアドレスをPOSTボタンの右にある欄に入力します。
それからその下のタブでbodyを選択し、送信するデータを入力していきます。
keyが変数名、valueがその変数の値になります。
入力し終えたらURL入力欄の右側にあるSendボタンを押してデータを送信します。
受信データの確認
データを送信すると、ツールの下に結果が表示されます。
送ったデータがJSONにまとめられて返ってきています。
最後に
このように、Postmanはサーバから期待通りのデータが返ってくるかや、他にも間違ったデータを送信した場合にちゃんとエラーメッセージが返ってくるかなどのチェックが簡単にできるため、APIの動作確認にとても役立ちます。
エンジニア1年目です。
日々勉強したことをまとめていきたいと思います。